1、平成 25 年度熊本大学政創研公共政策CLT 活用 構想南小国町渓谷（中原地域）瀬本高原（瀬本地域）藤堂代表：藤堂乃夫宏中原将秀、廣川正樹、松本和彦、荻野憲一1 南小国町熊本県北部位置自然豊町。NPO 法人日本最美村連合(1)加盟、景観文化保全発展取組。今年（2013 年）5 月世界農業遺産（ 2）阿蘇地域登録、放牧野焼持続的草原高評価。、黒川温泉知、温泉地有名県外多方足運。、1950 年代 7 千人超人口、 2010 年 4,429人減少、約 3 割 65 歳以上超高齢社会（3）。傾向全国他中山間地域同様、限界集落（4）増、自治体存続厳考。中、藻谷氏里山資本主義 （5）読、CLT （Cros
2、s Laminated Timber：2（2） ）存在知、活用南小国町活性化湧。第一歩、南小国町 CLT 生産工場建設、豊森林資源活用 CLT 量産。、CLT 使南小国町役場 8 階建木造改修、南小国町 CLT 両方認知度高。次、工場出木利用、木質発電行、廃熱地域暖房（2（3 ） ）活用。前提、散在過疎高齢化進集落地域話合、人住空間自然活空間色分、進。南小国町位置的福岡、大分、熊本市車 2 時間程度、良活、将来九州中木材集、CLT 量産各地搬出。、 都市部良、風光明媚。夏涼、冬寒地域暖房利用。 PR 、人口増加繋。少前、夢物語笑。、私実現可能性高考。行政以上政策提案形。1 日本最美村連合：NP
3、O 法人。失取戻景観文化守運動展開。5 年毎審査実施。2 世界農業遺産：世界食料農業機関(FAO)伝統的農業、維持文化景観認定。(世界 25 所認定済)3 超高齢社会：総人口占 65 歳以上人口 21%以上社会指。南小国町割合約 30%、当。4 限界集落：人口 50% 65 歳以上高齢者、社会的共同生活 維持困難集落指。5 里山資本主義 藻谷浩介 著 （2013 / 角川書店出版） 2 現状課題（）南小国町 SWOTStrengths （強） 自然豊：大分県竹田市久住町間広瀬本高原、林中清流流渓谷、一年通四季折風景楽。自然貴重観光資源、温泉併県内外多方訪。森林資源豊富：南小国町林野面積 9,3
4、49ha 、全体面積 80.7%占。、平均気温 13年間総雨量 2500mm 気象条件、杉育成適、材柱材、板材、建具材広活用。隣小国町小国杉使展開、様木造建築物見。地理的優位性：九州中央位置熊本市、福岡市、大分市、日田市複数県都市部地理的優位性。歴史的参勤交代道通、良強。標高約800m 高地、夏避暑地親、休日県外車多見。Weaknesses（弱）移動不便：公共交通機関、JR 最寄駅車 40 分掛。黒川温泉人気伴、福岡高速通、1日 2 便出。、車移動手段、行大変。町内高齢化進、車運転出来買物行買物難民増可能性。少子化、人口流出：町内 5 小学校、今統合 3 減。中学校 1 学年 1 、活気失。高
5、校隣小国町中高一貫小国高校、進学伴都市部出学生多。、小国高校卒業就職先少、卒業後地元離就職若者増。Opportunities(機会)世界農業遺産認定：本年 5 月認定契機以前増阿蘇注目集。南小国町町長先頭立活動、町全体盛上、観光客増加期待。、認定今以上自然景観農業守必要、捉活動取組望。Threats（脅威）若者人口流出：今、対策打人口流出止、将来的自治組織存続危。数字面、若者少町活気無、時代流柔軟対応。高齢者割合益増、課題生可能性3。問題日本全国多中山間地域起、共通解決策、土地応対応考。空家増加：人口流出伴、古傘所破空家増、上下水道電気公共一戸維持管理、労力的金銭的増加。、集落内弱、区役作業等
6、継続厳。祭地域文化衰退一途現状。（）CLT 巡現状CLT CLT 発祥技術、Cross Laminated Timber 略称。木材繊維方向直角交互貼合一般集成材高強度有。材図面合工場、現場組立作業完了。施工作業、施工時最小限減。、厚可能、断熱性遮音性優、重量 1/6 。CLT 一般的集成材（繊維方向交互直行） （繊維方向同）海外現状欧州 CLT 統一規格整備、技術認定利用行、戸建住宅、大規模商業施設 78 階建集合住宅多様使方。北米、両国協力、2011 年末規格完成。集成材 2 社 CLT 新設。集合住宅建、世界的広見。背景地球温暖化対強危機感。欧州 2020 戦略、2020 年最終消費対、
7、再生可能 20%。化石資源素材違、木材二酸化炭素排出量減。9 階建分譲（、2008 ） 複合商業施設（郊外、42012）日本現状2010 年 6 月行第 4 回“木家”林業再生考委員会、銘建工業株式会社（4）杉開発発表。受 2011 度、(独)建築研究所(独) 森林総合研究所開発事業、2012 年 1 月銘建工業(株)、山佐木材(株)、(協) 国内 3 社日本 CLT 協会設立。同年 2 月 (独)防災科学技術研究所 CLT 3 階建実大試験体振動実験行。、日本構造用部材利用法律的認、屋根床材非構造用部材利用。現在規格化向試験検討進段階。前述振動実験 3 階建屋上 2 階分積載、計 5 階建想
8、定行。試験体長辺方向 1 方向 JMA 神戸 NS 波加振、目立損傷見。、耐火性能試験行、出火室最高 1000超、隣室 18常温保結果出。、国産材（杉）製作 CLT 強度試験、 国産材（杉）品質安定信頼性高構造用面材製作報告。林野庁CLT 広普及、年度内 JAS 規格制定目指取組（規格名：直行集成板） （2013 年 7 月）発表、前向検討。 4 本社岡山県。集成材製材、木質事業手、日本国内 CLT 技術開発牽引。振動実験様子 耐火性能試験様（）地域暖房巡現状地域暖房地域暖房、各家庭個別給湯装置、暖房装置設置、熱供給網（）住宅地内設置。各家庭地域暖房、水道、電気同蒸気湯媒体熱受取。熱供給源室設
9、地域、北部環境先進国呼国、発電所焼却5炉廃熱利用多。海外現状地域暖房 1875 年開始、約 20 年後地域暖房設置。寒冷北欧中心次第広、特 1970 年代石油危機以降代替広導入。地域暖房広浸透、 98地域接続。、国全体見約50%地域暖房利用。日本現状日本国地方自治体助成措置補助金等、地域暖房導入促進。、環境先進国国比認知度低、普及現状。中、北海道冬寒厳、地域既導入。厚別地区焼却炉廃熱利用、2003 年 RDF（Refuse Derived Fuel=固形化燃料）熱源本格稼働。 提案内容CLT 生産工場設立南小国町森林資源恵前述、林家高齢化木材価格低下影響適切管理。木材活用、南小国町 CLT 生
10、産工場設立、良活九州 CLT 拠点地目指。国内杉使技術開発進、 小国杉代表、杉豊富南小国町適地言。当初町内木材、後県内各地集、加工売出。熊本県全国 5 位素材（丸太）生産量誇有数林業県、林齢 46 年生 50 年生分布、 10 年後人工林 82%主伐可能予想。木材不足心配、県全体林業振興期待。南小国町役場 CLT 建替CLT 南小国町両方認知度高、 CLT 使 8 階建南小国町役場立替。木造建築物 2 階建既成概念壊、 SNS 活用広事実周知。8 階建理由与目的、庁舎内保育園老人介護施設等取2F保育園町民8F 地域暖房会社3F図書館6F教育委員会観光協会森林組合7F防災町内TV局（新）南小国町
11、役場図4,5F南小国町役場1F老人介護施設特産品売場観光案内所6込複合施設、地域住民集場。木質利用発電地域暖房集落化CLT 生産工場設立、工場内大量木廃木材出。捨、木質発電再利用、発電施設廃熱地域暖房活用。南小国町冬厳、日平均気温氷点下。地域暖房効率的熱供給、灯油電気代負担、石油燃料頼地球優発電暖房実現。熱源 1 絞、温泉地源泉噴出蒸気地熱利用複数設、緊急時柔軟対応。、地域暖房効率的行、集落化欠。集落散在、設備維持管理費高。化伴家新築際 CLT 使用、PR一石二鳥。、化、高齢化進集落内部回復一役買。7木、廃木材木質発電所CLT 生産工場廃熱電気CLT 集落化地域供給CLT 生産木質発電地域暖房
12、（図）今後課題実現可能性CLT 構造用部材認定CLT 活用述、日本構造用部材認定受。3 階建以上木造建築物造、構造用部材認定絶対条件。国内開発試験行耐震耐火強度安全性問題無結果出、数不足。認定間国家戦略特区申請行、町内 CLT 構造用部材利用出来。許可、数不足補、認定期間短。東日本大震災、地震多発国高層木造建築物不安思、事例見限強度耐火性問題、日本前向検討思。地域暖房整備初期費用8地域暖房導入伴整備、効率的運営莫大費用、官財源賄厳想定。南小国町第三設置、官民共同出資事業展開進。運営段階、発祥PFI（Private Finance Initiative）手法（5）、官一歩下民間出資会社運営任。、
13、官削減、民間会社利益独占 Win-Win 関係築。5 公共施設等建設、維持管理、運営等民間資金、経営能力及技術的能力活用行新手法。期待効果（）雇用創出以上政策、雇用創出。CLT 生産工場地域暖房運営会社、集落化伴建築需要増 2 次、3 次雇用生。、南小国町隣小国町一般財団法人学里運営九州大学、CLT 地域暖房軌道乗、南小国町学校法人大学誘致可能性高。（）所得税収入増加会社大成長法人税限、働人住民税消費税町財政潤。、知名度高観光客見学者増期待、伴所得増加見込。（）森林資源活用景観向上豊富森林資源、手入森。従来里山風景失、生態系変化。 木材価格低下海外安価木材流入林業厳現状、町内木材六次産業化進、
14、日本代表農村景観維持向上。（）人口流出抑制移住者増加（）雇用創出、若者他地域職探必要地元留可能。、特若世代残町活気生、取組思。夏涼、冬地域暖房暮、自然豊温泉言魅力的町、移住者人口増加期待。政策壮大話聞、技術取組見、全世界実際取組。9本提案南小国町課題解決組合、十分実現可能考。CLT 地域暖房当初官力必要、後民間力運営可能。官起爆剤的役割果、民間地域根付活気生出。両者互融合、効果何倍膨。我熊本県職員、私（藤堂）生南小国町今回南小国町当政策提案頂。地域振興、土地応講成功。、地域観察、土地風土、文化、自然、暮。私、外見気“”見。第一歩考。本提案地域振興考方手助幸。最後読。参考資料里山資本主義 藻谷浩介 著 2013/ 角川書店出版南小国町（http:/www.town.minamioguni.kumamoto.jp/）小国町（http:/www.aso- CLT 開発向取組（http:/www.mlit.go.jp/common/000206488.pdf）
